

あれ?俺ってニート?ひきこもり?
と、悩んだ時期も僕にもありました。
正直、こんな細かい違いは世間からはどうでも良いと思われがちですが、本人からすると気になって仕方ないですよね。
今回は具体的なケースで説明していきます。
ニートと引きこもりの定義
内閣府や厚生労働省でも定義が割れたり、ハッキリしていない部分もあるので、大まかにまとめるとこんな感じです。
定義だけ見ても、いまいちよくわからないと思うので具体的なケースで仕分けしていきます。
具体的なケース
働く意思があるか無いか
【Q】
22歳男性
毎日ゲームして過ごしている。仕事する気もない。
【A】
ニート
【Q】
22歳男性
毎日ゲームして過ごしている。求人広告は見ている。
【A】
働く意思があるのでニートではなく無職
【Q】
35歳男性
1年前から毎日ゲームして過ごしている。仕事する気もない。
【A】
15~34歳ではないので、ひきこもりに該当
【Q】
35歳男性
1年前から毎日ゲームして過ごしている。求人広告は見ている。
【A】
働く意思があるので引きこもりではなく無職
ここまでのケースでわかる通り、求人広告を見て、働く意思がある場合は厳密にはニート・ひきこもりには該当しないことになります。
もしあなたが求人広告を見て働きたい意思があるのであれば、ニートでも引きこもりでもなく「無職」という立場です。
交流の有無
【Q】
25歳女性
2年前から仕事はせず自室で過ごすが、時々友達と遊びに行く
【A】
ニート
【Q】
25歳女性
2年前から仕事はせず自室で過ごす。時々コンビニに行くだけ。
【A】
ひきこもり
家族以外の他者と交流があるかどうかでニートと引きこもりを分けます。
家事手伝いの有無
【Q】
40歳女性
10年前から仕事せず家に引きこもり家事を手伝っている。
【A】
家事手伝い
【Q】
45歳男性
10年前から仕事せず家に引きこもるが家事は手伝っていない。
【A】
ひきこもり
15~39歳のニート:74万人
40~64歳の引きこもり:61.3万人
合計:約135万人
引きこもりは圧倒的に男性が多いという統計が出ていますが、女性の場合、家事手伝いにカウントされている場合が多く、実質的な引きこもりは更に多くいると言われています。


まとめ
ものすごくシンプルに言うと
ニート=仕事する気もなく親の金で友達と遊びに行っている明るい存在
ひきこもり=仕事ができる状態ではなく、友達もいなくて、ひたすら家に引きこもっている存在
このイメージで良いです。
ただ最後に問題提起させていただきます。
ひきこもりだけど、
▼現実では人と会わなくてもTwitterでフォロワー1万人以上いて交流しまくっている
▼ゲームのギルドマスターで数百人の仲間を仕切っているカリスマ的存在
「この方って誰とも交流していない引きこもりなの…?」
と、首を傾げちゃいますよね。
ネットで様々な人と交流できる時代なので、ひきこもりの定義も変えていくべきだと思いました。
読んでいただき、ありがとうございましたm(__)m
コメント